2007年10月30日火曜日

シリーズ記念、ドームで植樹 陽、吉川ら参加

 札幌ドームで二十六日、日本シリーズ開催の記念植樹会が行われた。  日本シリーズを主催する日本野球機構は毎年、出場するセ、パ両チームのホーム球場に、バット材に最適とされるアオダモを植樹している。昨年も札幌ドーム敷地内に三本の苗木が植えられた。  この日は日本ハムを代表して陽仲寿内野手と吉川光夫投手、札幌ドームの瀬戸武社長が一本ずつ植樹。三人は高さ一メートルほどの、まだ細い苗木を丁寧に植えて水をまき、成長を願っていた。
(北海道新聞より引用)

2007年10月18日木曜日

リズムつくる貴重な先制点 ダビ しかし…痛恨イエロー、出場停止

 今の札幌にとって何よりも大切な先制点。チーム得点王のダビが奪った今季15点目が、首位キープに大いに貢献した。  前半5分、左サイドから西嶋が柔らかいセンタリング。ゴール前にフリーでいたダビが頭で決めた。「誰がパスをくれたか覚えていない。もしかしたらオフサイドかも、と思った」と振り返るが、いいタイミングでいいポジションを取ったことが得点を生んだ。  3-0で勝利した第42節の山形戦以来となる貴重な先制点。これでチームに余裕ができた。中盤でボールを奪いカウンターという札幌のサッカーのリズムが復活、同18分には砂川が追加点を挙げた。  だが、好事魔多し。後半31分、持ち味である相手DFへのチェックの度が過ぎ、痛恨のイエローカード。警告累積で次戦から2試合出場停止が決まった。  本人は「(チェックは)ボールに対してだ。審判にも何も言っていないし、理解できない」と不満顔だが、三浦監督は「ブラジルと日本の審判は(ファウルを取る基準が)違うということに慣れる必要がある。本人は何百回もこのことを聞いているはずだが。失点以上にがっかり」と、2-0で勝っている場面での不必要な反則に怒り心頭だ。  ダビは「出られない分、応援したい」と反省していたが、J1昇格が懸かる大切な時期に、エースストライカーを2試合欠くことになる。得点力不足に悩む札幌にとって、後味の悪い試合でもあった。
(北海道新聞より引用)

2007年10月9日火曜日

救急車役立てて 夕張に引き渡し 札幌・上田市長

 【夕張】札幌市の上田文雄市長は八日、救急車の新規購入が困難になっている夕張市消防本部を訪れ、札幌市から一年間をめどに貸し出しが決まった高規格救急車一台を藤倉肇・夕張市長に引き渡した。
 救急車のキーを藤倉市長に手渡した上田市長は「札幌市の病院もいつでも使ってください。この救急車は札幌市民の心です」と話した。藤倉市長は「救急車二台だけで冬をどう乗り切るか悩んでいた」と、札幌市の配慮に感謝した。

(北海道新聞より引用)