2007年12月22日土曜日

三浦監督、続投へ

J1昇格を決めた札幌の三浦俊也監督(44)が、来季も続投することが21日、決定的となった。札幌を運営する北海道フットボールクラブ(HFC)が、三浦監督から内諾を得たことを明らかにした。正式契約は28日以降となりそうだ。  HFCの児玉芳明社長によると、三浦監督が強化部に「来季も引き受ける」と語ったという。児玉社長は「監督のJ1での手腕に期待している」と話した。  三浦監督は来季を指揮するに当たり「J1定着には資金が必要」と強化費の上積みを要望していた。これに対し、HFC側は、シーズン終了後の時点では、来季に筆頭スポンサーとなることが決まったニトリからの寄付金1億円を加えても来季の強化費を約8億円としていたが、20日の取締役会では約9億円まで上積みできるという見通しを示した。同監督は18日の交渉ではJ1での戦い方をただした上で、態度を保留していた。  HFCとしては9億円が限界といい、それでもJ1では最下位ランク。児玉社長は「監督の期待には応えられないが、広告スポンサーの新規開拓など、営業努力により強化費を上積みできれば」と述べた。  HFCは複数年契約を打診したもようだが、三浦監督は今季と同様、1年契約を望み、HFCも監督の意思を尊重する構えだ。
(北海道新聞より引用)

2007年12月15日土曜日

札幌圏JR線午後正常化 始発から39本運休

緊急停止信号を出す防護無線が作動し、JR札幌駅発着の十四日の列車が五時間以上にわたって運転を停止したトラブルは、十五日になっても尾を引き、始発から特急を含む三十九本の列車が運休した。ダイヤは同日午後には平常に戻る見通し。JR北海道は同日午後一時現在、無線誤作動の原因は依然特定できない、としている。
 同社によると、防護無線で停止信号を受信した十七本の列車を札幌運転所などに収容。十五日朝まで、無線機三十六個の内部を開け配線の腐食や端子の緩みなどを調べたが、異常は見つからなかったという。
 中島尚俊社長を本部長とする事故対策本部は、誤作動の原因を特定するため、研究機関に調査を委託することなどを検討している。
 この点検のため十五日は運行車両が不足し、釧路発札幌行き特急「スーパーおおぞら2号」のほか、「快速エアポート」など千歳、函館、学園都市線の普通列車三十八本が運休、約八千二百人に影響が出た。
(北海道新聞より引用)