J1昇格を決めた札幌の三浦俊也監督(44)が、来季も続投することが21日、決定的となった。札幌を運営する北海道フットボールクラブ(HFC)が、三浦監督から内諾を得たことを明らかにした。正式契約は28日以降となりそうだ。 HFCの児玉芳明社長によると、三浦監督が強化部に「来季も引き受ける」と語ったという。児玉社長は「監督のJ1での手腕に期待している」と話した。 三浦監督は来季を指揮するに当たり「J1定着には資金が必要」と強化費の上積みを要望していた。これに対し、HFC側は、シーズン終了後の時点では、来季に筆頭スポンサーとなることが決まったニトリからの寄付金1億円を加えても来季の強化費を約8億円としていたが、20日の取締役会では約9億円まで上積みできるという見通しを示した。同監督は18日の交渉ではJ1での戦い方をただした上で、態度を保留していた。 HFCとしては9億円が限界といい、それでもJ1では最下位ランク。児玉社長は「監督の期待には応えられないが、広告スポンサーの新規開拓など、営業努力により強化費を上積みできれば」と述べた。 HFCは複数年契約を打診したもようだが、三浦監督は今季と同様、1年契約を望み、HFCも監督の意思を尊重する構えだ。
(北海道新聞より引用)
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