2008年3月10日月曜日
“平均点アップ”ゲーム機学習
帯広市の小学校で行われた携帯ゲーム機を使った学習で、ゲーム機の導入後は、漢字と算数のテストの平均点が上がったことがわかりました。携帯ゲーム機を使った学習は、文部科学省の調査研究の一環として全国13の小中学校や高校で行われ、このうち帯広市の柏小学校では6年生67人と、2年生74人が参加しました。6年生は漢字と算数の学習に取り組み、ゲーム機を使う前後では、テストの平均点が漢字で11点、算数の計算で7.3点、それぞれ上がりました。一方、掛け算の九九に取り組んだ2年生は、平均点が9.1点上がりました。ゲーム機を使った学習について6年生にアンケート調査を行ったところ、「使い方が簡単」「正解かどうかがすぐわかる」など評価する声がある一方で、「やっていて飽きる」などの意見も多く見られました。柏小学校の山崎則夫教頭は「習っていない問題が出るといった課題もあるが、ゲーム機を使った学習は子どもの学習意欲を高め成績を上げる可能性がある」と話しています。
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